子供の生きづらさを軽減するには?

ご相談者さま

 

周りから特性を理解されず、子供が苦しんでいます。親として何かできることがありますか?
カウンセラー 藤原有紀
特性があるだけでも苦労するのに、周りからの理解がないと、二重に苦しいですよね。

 

二重の苦しみにならないように

そもそも、できないこと、苦手なこと、弱い部分があることそのものに、困っているのに、その状況を周りに理解されないと、二重に苦しみを感じることになってしまいます。

その結果、みんなとは違うところがある子は、自分のことを恥ずかしいと思ったり、ダメな子だと思うようになり、自己肯定感が下がります。

自己否定や劣等感を、子供のうちに取り除くことができないと、大人になってもずっと生きづらさを抱え続ける可能性があります。

できないことを認めることは難しい

できて当たり前のことができない子供にとって、自分にはできないということを認めるのはとても難しいことです。

人間には成長したいという欲求が備わっているので、やりたいのにできないという状態に、大きなストレスを感じます。

できないということを認めることに、屈辱感、無力感、劣等感を持たせるのではなく、できないことを肯定的に受けとめるサポートを、親がしてあげる必要があります。

自分の辛さを誰にもわかってもらえない

できる子は、できない子の気持ちを、わかってあげられません。
例えわかったとしても、どう関わっていいのか、わからないでしょう。

自分が今まさに感じている辛さを、誰にもわかってもらえないと思うと、孤独感、疎外感、絶望感に苛まれてしまいます。
どうか、おうちの人が子供が感じているできない悔しさを、しっかり受け止めてあげてください。

できることがいいことで、できないことが悪いことと優劣をつけるのではなく、「無条件に受け入れられている」という安心感を感じさせてあげてください。

mama&kid

直面する困難に対する不安・恐怖に対処する

できないことに何度も直面すると、心が折れます。
そして、不安や恐怖を感じるようになります。
困難に直面した時に、子供がどうやって乗り越えればいいのか、その方法がわかっていれば、不安や恐怖を持たなくて済みます。

まとめ

    • できないことは恥ずかしくないことを教えてあげる。
    • 悔しい気持ちを受け止めてあげる
    • できてもできなくても無条件に受け入れていることを伝える。
    • 困難に直面した時に乗り越える方法を用意しておく。

どうか、あなたとあなたの大切なお子さんが、心穏やかに過ごせますように。

発達障害・グレーゾーン・HSC・病気の子の
子育てに悩んでいるママのための無料オンラインセミナー

発達障害・グレーゾーン・HSC・病気の子を育てているママが
子育ての悩みから解放され、子供の将来への不安が消える
全肯定®︎教育プログラムをプチ体験できる
無料オンラインセミナーです。
少人数でゆったりした雰囲気で受講できます。

詳細はこちら

 

全肯定®︎認定プロカウンセラー 西岡有紀

全肯定®︎認定プロカウンセラー 西岡有紀

1973年東京都生まれ、大阪在住。
自らが先天性心疾患で身体障害者手帳1級。
自分の障害を受容できず、幼少から劣等感、無価値感に苛まれ続け、人間関係にも苦しんできたが、心の仕組みを学び、長年の生きづらさを解消。
その経験をもとに、発達障害・グレーゾーン・HSC・病気の子の将来への不安を解消し、特性を天才性に変える講座 全肯定®︎教育プログラムを考案。
ひとりでも多くの子どもが、才能を最大限に活かし、自分らしく生きられるように、ママの子育てとメンタルのサポートを行う。

関連記事

RECOMMENDED POST

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP
MENU
お問合せ