石子と羽男から学ぶ自己肯定感をUPさせる方法

「石子と羽男ーそんなことで訴えます?ー」というドラマが金曜日夜10時に放送されています。
見ていらっしゃいますか?
このドラマを見て、気づいたことがありましたので、ご紹介します。

石子と羽男あらすじ

まずは、このドラマのあらすじについて、HPから抜粋してご紹介します。

4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒のパラリーガル・石田硝子(いしだ・しょうこ)と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男(はねおか・よしお)の正反対のようでどこか似た者同士の2人がコンビとなり、様々なトラブルに挑む中で自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をコミカルに描いていく…という物語です。

石田硝子(通称:石子)を演じるのは有村架純さんです。
石子は「真面目でコツコツ積み上げていく、そして石のように頭が固い」ことから「石子」と呼ばれています。
東大法学部を首席で卒業したものの司法試験に4回落ちており、周りには「弁護士になれないんじゃなくて、ならない」と言っていますが、本当は次も落ちるのが怖くて試験を受けるのを諦めました。
現状の自分にコンプレックスを抱きながらパラリーガルとして、父親が営む経営不振の町の小さな法律事務所に勤めています。

そして、羽根岡佳男(通称:羽男)を演じるのは中村倫也さんです。
羽根岡は写真のように見たモノを記憶する「フォトグラフィックメモリー」の持ち主で、司法試験に1回で合格している、一見“できる”弁護士です。
「羽のように軽やかな性格」=「羽男」と自称していますが、実際は対応能力に欠けていて想定外のことが起こると思考回路が停止してしまい、手が震えるほど何もできなくなってしまいます。
それがコンプレックスになっているけれど、そんな様子を見せまいと「型破りな天才弁護士」をブランディングしています。
大手弁護士事務所に所属していましたが、裁判に勝てないのでクビになり、石子の弱小事務所に拾われるところからこのドラマは始まります。


HPからお借りしました。

能力があるのに活かせないふたり

石子も羽男もそれぞれに素晴らしい能力を持っているのに、その能力を活かせないために、現状がうまくいかずコンプレックスを抱いています。

羽男の一度見ただけで記憶できてしまうという天才的な能力でさえも、自分一人では活かしきれないので、全然長所だなんて思えないし、むしろそれだけできても何の役にも立たない、自分はダメだと思っているのです。

そして、石子は弁護士試験に合格できていないので、自分では依頼を受けられないし、問題を解決することもできません。

誰にでもその人らしい素晴らしさや能力があるのに、自分ではそれに気づけなかったり、活かせなかったりするものなんだよなぁと思いました。

ふたりでなら能力を発揮できる

石子からしたら、羽男は弁護士に一発合格できたわけだし、自分にはない類まれな才能の持ち主だと認められます。
羽男からしたら、石子の東大主席の応用力抜群の明晰な頭脳と几帳面な性格は、自分にはない素晴らしい能力だと思えます。

コンビを組むことで、石子はパラリーガルでありながら、依頼人の問題を解決するという目的が果たせるようになりました。
羽男は、石子の緻密な戦略を記憶することによって、苦手だった裁判で勝訴を成し遂げていくのです。

こんなふうに、ふたりがコンビを組んだことで、補い合い助け合いお互いの能力を活かし合い、どんどん問題を解決していく、というところが見ていて面白いと感じています。

お互いの能力を認め合い、活かし合うことで、どちらともが成長していくなんて、とても素晴らしいことだと思いませんか?

能力の優劣より大切なこと

このドラマの二人ような、優れた能力に限らず、人は誰でもそれぞれ自分独自の持ち味があります。

優れているとか劣っているとか、そういうジャッジは意味のないことで、自分が持っているものを自分で認められることが大事なことだと私は思います。

好きなことや、やっていて楽しいこと、簡単にできてしまうこと、誰かを幸せな気分にすることを、誰でも持っているのに、自分では気づけなかったり、認められないから、活かすことができていない、ということが起こっているのです。

だから、自分以外の人にありのままの自分を見せることが、とても重要なことなのだと思うのです。

自分ではダメな部分だと思い込んでいるだけで、実はそんなことないどころか、他の人から見たら羨ましいと感じるような才能と見えるのです。

自分が持っているものは当たり前だと思いがちですが、実は持っていない人からしたら「すごいことだ」と思うものなのです。

コンプレックス・自己肯定感が低くなる理由

子供の頃に親から「すごいね!」とか「素晴らしいね!」とありのままの自分を認めてもらってきた人は、「どんな自分もこれでいい」と思う自己肯定感の高い人に育ちます。
しかし、大半の人はそんな風に認めてもらった経験がないので、「このままの自分ではダメだ」とコンプレックスを持ったり、「もっと違う自分にならなければいけない」と思うような自己肯定感の低い人になります。

でも本当は、人はみんな違い、同じ人は一人もいないので、それぞれが自分らしさを堂々と表現すれば、お互いを助け合い生かし合うことができるのだと私は思います。

自分独自の持ち味があるのに、その素晴らしさに自分では気づかないだけ、活かせないだけなのです。

自己肯定感をUPさせる具体的な方法

そこで私が思う、自分の持ち味を知り、認め、自己肯定感をUPさせる具体的な方法とは、【自分を自由に表現する姿を見せて、人から教えてもらう】です!

否定のない、安心安全の全肯定の場でなら、本来の自分を表現する練習ができます。

私も全肯定に出会うまでは、こんな自分はダメだと思い込んで、違う自分に変わらなければいけないと思ってとても苦しんできました。

でも、カウンセリングで心の傷を癒し、全肯定な環境に居続けた結果、ありのままの自分を認められるようになり、とても楽に楽しく生きられるようになりました。

そして、少しずつ本来の自分を見せ、助けてもらい、時には頼られたりして、お互いを認め、活かし合う素晴らしさを知ることができ、とても幸せを感じています。

まとめ

    • 能力があるのに自分で認められないと活かすことができない
    • 人から見たら素晴らしい能力に見える
    • 本来の自分を自由に表現すれば自分の能力を発揮できるようになる

ぜひ、あなたとあなたのお子さんの自己肯定感UPにお役立てください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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全肯定®︎認定プロカウンセラー 西岡有紀

全肯定®︎認定プロカウンセラー 西岡有紀

1973年東京都生まれ、大阪在住。
自らが先天性心疾患で身体障害者手帳1級。
自分の障害を受容できず、幼少から劣等感、無価値感に苛まれ続け、人間関係にも苦しんできたが、心の仕組みを学び、長年の生きづらさを解消。
その経験をもとに、発達障害・グレーゾーン・HSC・病気の子の将来への不安を解消し、特性を天才性に変える講座 全肯定®︎教育プログラムを考案。
ひとりでも多くの子どもが、才能を最大限に活かし、自分らしく生きられるように、ママの子育てとメンタルのサポートを行う。

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