本当は優しくしたいのに、いつも子供にイライラしてしまい、こんなことでは母親失格だと思い落ち込みます。自分責めが止まりません。
お子さんに優しくできない自分がダメだと思ってしまうんですね。そんな風に自分を責め続けると、とても苦しいですよね。
真面目で責任感が強いお母さんだからこそ、子供をしっかり育てようと思うあまりに、イライラしたり、怒ってしまうと、そんな自分を責めてしまいます。
自分を責めるのをやめようとしても、自分ではどうしたらいいのかわからないので、苦しみのループから抜け出せません。
今回は、自分責めをやめる方法についてご紹介します。
自分を責めるようになったきっかけ
あなたは、いつ頃から自分を責めるようになった気がしますか?
赤ちゃんの頃から自分責めしていたわけではないはずですよね。
あなたが自分を責めるようになった【きっかけ】が必ずあるのです。
例えば
- 親から厳しく叱られた
- 失敗を許されなかった
- 大きく悔やむ出来事があった
など、過去に自分を責めるしかなかった理由が、思い当たるのではないでしょうか。
自分責めのメカニズム
もし、あなたの親が厳しく叱る育て方をしたなら、自分を厳しく叱る思考パターンがあなたの【脳】にインストールされます。
そして、ことあるごとに自分を叱りつけるので、あなたの【心】はいつも泣いています。
これが自分責めのメカニズムです。
あなたは何も悪くない
自分を責めてしまうのは、単に身につけた思考パターンでしかありません。
しかも、あなたが好き好んでこの思考パターンを選んだわけではありません。
ただ、あなたの親が厳しかっただけです。
小さい子供は親に逆らえません。
そして、この親の言動が正しいか間違っているかの判断もできるはずがありません。
だからあなたは何も悪くないのです。
自分責めの思考パターンを書き換える
子供の頃に無意識に身につけてしまった、自分責めの思考パターンは、書き換えることができます。
あなたの心の中で、ずっと泣いている小さい頃のあなたを助けにいくのです。
そして、あなたは何も悪くないと言うことをしっかり教えてあげましょう。
カウンセリングでイメージの小さい頃のあなたと対話をし、心の傷を癒すのが心理療法です。
自分責めをやめる方法まとめ
いかがでしたか?
子供に優しくしたくてもできず、そんな自分を責めてしまうのには必ず理由があります。
その自分責めの思考パターンを自分の意思の力で変えることはできません。
意思の力で無理やり変えようとするのではなく、やめたいのにやめられない理由を明確にし、心の中に取り残された感情を癒してあげることで、やめられなかった自分責めの思考パターンが、自然に書き換えられます。
ぜひ一度カウンセリングを受けてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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